モーグル エアー

トリプル

ツイスターツイスタースプレッド  ダフィーツイスタースプレッド  ダフィーツイスターツイスター  トリプルツイスター  トリプルダフィー  バックスクラッチャースプレッドツイスター  ツイスターダフィーツイスター  バックスクラッチャーコザックバックスクラッチャー



 昔(長野オリンピック(1998)のシーズンまで),スキーの長さが190cm以上だった頃には,トリプルはすごいことでした。ツイ・ツイ・スプっぽいのが精一杯でも(ビデオで見るとツ・ツ・スプ)嬉しくて練習したものです。
 いまや,基本技って感じで簡単にやっている人が多いです。 
 でも,完成度の高いトリプルはなかなか難しいと思います。

 



ツイスター・ツイスター・スプレッド

 まず,トリプルっぽいのができるといえば,これです。
ツイスター(特に2つ目)がかなり浅くなってしまうことがあっても,気分・タイミングがトリプルなら,やってる本人にとっては,妙に嬉しいはずです。
 僕は2つ目のツイスターはあまり回せません,そしてスプレッドにもっていくときヒザが曲がって(スキーが下に向いて)しまい,変です。
 でも,今さら気にしてもって感じなので,もう自分の動きやすいようにやってます。
 草大会で完璧なツイツイスプはほとんど見たことがありません。
 
 いかに,2つのツイスターを振るかです。
 がんばりましょう!





ダフィー・ツイスター・スプレッド
 昔,エドガー・グロスピロンが得意としてたこのエアーは,僕にとっては,憧れのエアーでした。全然できないのに,ダ・ツ・スプって感じ(ダフィー・ツイスター・スプレッド風味)のものでも,トライしてました。

 ある程度できてきても,ダフィーは不完全になりやすく,見てる人には,まず評価されません。しかし,やってる本人には,ツイツイスプとは比べ物にならない達成感があります。
 不完全なダフィーでも正面から見るとそこそこ入って見えます。 ポイントはいかに早く大きく身体を動かせるかです。
 ダフィー・ツイスターがそこそこできてきたら,もうすぐです。
 これも,短い(子供用)スキーでやってみるのが近道ですよ。



ダフィー・ツイスター・ツイスター
 昔(こればっかりですが,1996シーズン)タケがW-Cupで優勝したときの第2エアーがこれでした。
 ツイツイが得意な人なら,比較的いけますよ。ダフィーを入れてから得意のツイツイってかけます。
 しかし,これもダフィーが小さいと言われることが多いはずです。(「やってみて、難しいから。」と思ってしまいます。)
 まあ,ツイツイは短時間で入るから,ダフィーに集中してなんとかがんばりましょう。
 
  これも,短い(子供用)スキーがお勧めです。




トリプルツイスター
 見かけの割には難しいと思うのが,トリプルツイスターだと思います。
 3回振ることはできても,きちっと振ることは本当に難しい。う〜ん,僕にはできませんって感じです。また,練習します。
 動きは,説明するまでもなく,ただツイスターを3回入れるだけで,すぐトライはできるはずです。しかし,出来栄えは熟練度によって千差万別です。
 
 スキーによって振りやすさに違いがあるのもよくわかります。
 
  




トリプルダフィー
 時間も高さも必要なエアーで,すごく迫力があります。
 イメージは,「思いっきり飛んで,一生懸命動く」 ことです。
 前後スキーの動きのバランスが大切で,前の方でスキーがバタバタってことにならないよう気をつけよう。
 
 ダブルダフィー同様,動き自体は自然なので,高さと動きで出来るはずです。
 
 思いっきり飛んでも安全な着地のエア台で練習しよう。
  







バックスクラッチャー・スプレッド・ツイスター
 バックスクラッチャー・スプレッドをある程度余裕を持ってできるようになったら,最後にエイッとツイスターと入れる比較的簡単なトリプルです。
 しかし,スプレッドからツイスターがどうしてもメリハリをつけにくいのであまり見栄えのしないエアーです。
 ほとんどやる人はいないので,空中の動きの練習の一つって感じでしょうか。
 
 ただ,スプレッドをコザックにすると至難のエアーになります。







ツイスター・ダフィー・ツイスター
 エドガーがパワフルにやっていたのが僕には印象的でした。形はグチャグチャかもしれないけど。
 空中で素早く,あるいは,強引にツイ・ダー・ツイ,イメージとしてはブン・ブン・ブンと振り回す感じです。
 しかし,そうです,ダフィーとツイスターのつながりは,どうしても見た目ではダフィーが入りません。また,軸がちょっとズレると3つ目のツイスターが回りません。
 
 ‘っぽい’のができるだけで妙に嬉しさを感じるのは僕だけでしょうか?
 是非トライしてみよう!





バックスクラッチャー・コザック・バックスクラッチャー
 ジャンリュックがヤマグチ≠ニして’97の長野の世界選手権(もうそんな前か〜。)で使ってました。

 トリプルにコザックを入れるのは大変で,このエアーならまだしの,コザック・バックスクラッチャー・コザック(J・L・B)は本当に大変なトリプルだと思います。

 
 ポイントは最後のバックスクラッチャーをスキーを反らすつもりでしっかり入れること(これをクロスにするとカッコいい。)ですが,そう思ってすぐ出来るほど簡単ではありません。







モーグルエアーへ